・M2-0804401
・作曲:J.P.スーザ
・編曲:巽 俊裕
・編成:吹奏楽
・グレード:中級
【楽器編成】*→option
- Piccolo
- Flute 1
- Flute 2
- *Oboe
- *Bassoon
- *Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭ 1
- Clarinet in B♭ 2
- Clarinet in B♭ 3
- * Eb Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Alto Sax 1
- Alto Sax 2
- Tenor Sax
- Baritone Sax
- Trumpet in B♭ 1
- Trumpet in B♭ 2
- Trumpet in B♭ 3
- Horn in F 1.2
- Horn in F 3(*.4)
- Trombone 1
- Trombone 2
- Trombone 3
- Euphonium
- Tuba
- *Contrabass
- Timpani
- Percussion 1(Snere Drum)
- Percussion 2(Bass Drum)
- Percussion 3(Cymbals Triangle)
- Percussion 3(Glockenspiel)
- Drums
編曲者より
「海を越える握手」(Hands Across the Sea)は、元アメリカ海兵隊音楽隊隊長のジョン・フィリップ・スーザが作曲した行進曲です。
1900年のパリ万国博覧会のための作品で、曲は1899年に作曲されました。
同年に初演され、聴衆が足を踏み鳴らし興奮し続けたため、3度も演奏を行ったと言われています。
1898年に勃発したアメリカとスペインの戦争、いわゆる米西戦争で、マニラ湾のアメリカ海軍のデューイ提督に、イギリスのチチェスター艦長が救いの手を差し伸べ、その友情をたたえて作曲されたものだという説があります。しかし実際には楽譜の表紙に印刷されている、ある戯曲の言葉「ある考えがわたしの心にひらめた・・・永遠の友情を約束しよう」という言葉にインスピレーションを得たというのが真実のようです。戦争を背景に生まれた作品ですが、現在では国際的な友情をたたえた行進曲として、海外親善の催しなどでしばしば演奏されています。
この編曲では行進用はもちろん、コンサートでも演奏できるようにし、演奏会でも華やかさを演出してくれるでしょう。オープニングやアンコールにいかがでしょうか。
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