・M2-0803601
・作曲:K.J.アルフォード
・編曲:巽 俊裕
・編成:吹奏楽
・グレード:中級
【楽器編成】*→option
- Piccolo
- Flute 1
- Flute 2
- *Oboe
- *Bassoon
- *Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭ 1
- Clarinet in B♭ 2
- Clarinet in B♭ 3
- * Eb Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Alto Sax 1
- Alto Sax 2
- Tenor Sax
- Baritone Sax
- Trumpet in B♭ 1
- Trumpet in B♭ 2
- Trumpet in B♭ 3
- Horn in F 1.2
- Horn in F 3.4
- Trombone 1
- Trombone 2
- Trombone 3
- Euphonium
- Tuba
- *Contrabass
- Timpani
- Percussion 1(Snere Drum)
- Percussion 2(Cymbals Bass Drum)
- Percussion 3(Glockenspiel)
- Drums
編曲者より
アルフォードの代表曲で日本でも学校の運動会などで演奏されるため、非常に有名な曲です。
また、映画「戦場にかける橋」のテーマ音楽としてマルコム・アーノルドによって編作曲され、「クワイ河マーチ」(歌:ミッチ・ミラーとその合唱団)として世界的に知られるようになりました。
「ボギー」は人物名ではなくゴルフ用語で、この曲の最初の2音は、ゴルフでボギーを叩いた際に吹く口笛を表現しているとされています。
またアルフォードの友人にゴルフの際、いつもボギーばかりたたく人物がおり、彼のあだ名が「カーネル・ボギー」でした。仲のよい友人をタイトルにつける作曲家は結構いて、有名なところでエドワード・エルガーの「エニグマ(謎)変奏曲」があります。
日本においては、1963年(昭和38年)にNHKの歌番組「みんなのうた」で「口笛吹いて」(歌:西六郷少年少女合唱団)のタイトルで中原光夫の作詞によるオリジナル歌詞のマーチとして放映されました。
「口笛吹いて」は同じNHKの「歌のメリーゴーラウンド」でも歌われました。
また、日本では無意味な替え歌の歌詞が広まっており、「サル・ゴリラ・チンパンジー」など霊長類の動物名を列挙されることが多いです。
2011年にBee TVのCMで持田香織が「ボギー大佐」を「サル・ゴリラ・チンパンジー」と歌いました。
2009年にスクウェア・エニックスのゲームソフト「メジャマジ・マーチ」が、
2010年にはITJ法律事務所が、
2011年にはBeeTV(歌:GACKT、SEAMO、持田香織)
とBOAT RACE振興会が、
2013年にはユーキャン(歌:長澤まさみほか)が、
2017年にはモアイ像のお菓子がそれぞれ「替え歌」としてCMソングで使用されました。
この編曲では吹奏楽で馴染みやすいハ長調版と原調の変ニ長調版をご用意いたしました。
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