・M2-0802502
・作曲:巽 俊裕
・編成:教本
・グレード:初級〜中級
【楽器編成】
- Trumpet in Bb
- F Horn
- Euphonium
- Trombone
- Tuba
作曲者より
金管楽器で音が出せるようになったら共通する基礎練習ツールとしてご使用ください。
全て必ずメトロノームを使い指導者や先輩方がコツや方法などを伝えてあげてください。
その際、ピストンやスライドのポジション番号は鉛筆で記載し、覚えたら消しましょう。
金管楽器各パートで、また全パートでユニゾンで合奏を行うとアンサンブルの調和を取るという演奏にもつながります。また歌ってから演奏すと効果が上がります。
(ロングトーン)
美しい豊かな響きを目標に、まず最初はゆったりと、たっぷり息を吸い、拍数まで目一杯伸ばせるようにし、音間の息つぎは短く瞬時に吸えるように音符の長さに影響しないようにしましょう。
(最高音を伸ばそう)
1オクターブぐらいの音域でロングトーンできるようになったら音域を上に伸ばせるようにしましょう。コツは様々ですが力まず、口よりも腹筋を意識し、息の方向や、アンブシュアの変化で伸ばしてみましょう。
(インターバル)
音の間の間隔が広がると金管楽器はミスしやすくなるのでそれを極力なくすために、アンブシュアの瞬時での変化に気をつけて、できるようになって来たら音間もできるだけ短くすると良いでしょう。
(リップスラー)
指を変えずに音間を滑らかに移動する奏法の第一段階です。最初は上昇時に息の圧力を勢いよく上げると上がりますが、徐々にその圧力を省エネにし、無理なく上がれるようにしましょう。
(タンギング)
無理のない吹きやすい音で音を刻みましょう。コツは、「テヌートで均等に」を目標に、また徐々にテンポを上げていくと良いでしょう。
(Bb音階)
吹奏楽の基本となる音階とアルペジオです。
タンギングの練習の要素も含まれますので、テヌートで均等にまた、吹く前に自分の声で歌うと音程もしっかり取れるでしょう。
(半音階)
1オクターブ間の音を全て吹くことで音階が理解できますので、タンギング練習同様に美しい音で丁寧に行いましょう。
サンプル楽譜のダウンロード
楽譜サンプル(スコア)をダウンロードする
サンプル音源を試聴できます