・M2-1000101
・作曲:鈴木章斗
・編成:吹奏楽
・グレード:中級〜上級
【楽器編成】
- Piccolo
- Flute 1
- Flute 2
- Oboe 1
- Oboe 2 (English Horn)
- Bassoon 1
- Bassoon 2
- Clarinet in Eb
- Clarinet in B♭ 1
- Clarinet in B♭ 2
- Clarinet in B♭ 3
- Alto Clarinet in Es
- Bass Clarinet
- Soprano Saxophone
- Alto Saxophone 1
- Alto Saxophone 2
- Tenor Saxophone
- Bariton Saxophone
- Trumpet in B♭ 1
- Trumpet in B♭ 2
- Trumpet in B♭ 3
- Horn in F 1
- Horn in F 2
- Horn in F 3
- Horn in F 4
- Trombone 1
- Trombone 2
- Bass Trombone
- Euphonium
- Tuba
- Contrabass
- Timpani (E/Bb/H/A)
- Percussion 1
- (C.Cymbals, Tam-tam, S.Cymbals)
- Percussion 2
- (Chaims,Maracas, Whip, Bongos)
- Percussion 3
- (Rain Stick,Snare Drum, Bass Drum, Cymbals)
- Xylophone , Glockenspiel
- Vibraphone , Glockenspiel
作曲者より
この度出版させていただく「ミラノの風」は私の初めての出版作品であり、吹奏楽編成のために初めて作曲した曲でもあります。
現代においていわゆる西洋文明は食生活、衣服、文化などあらゆる側面において極めて身近なものになっています。また、西洋人から見た東洋文明も身近なものであり歴史あるヨーロッパの街並みの中にも寿司店などが同化しています。
では、現在のように飛行機や船などの交通網が発達していない時代はどうだったのでしょうか?
1545年、種子島に漂着した南蛮人が日本に初めて降り立った西洋人だと言われており、そこからキリスト教や火縄銃、地球儀など多くのものが爆発的に広がってゆきます。
しかし、それ以前にも地球という一つの星の上で日本を含む東洋、そして西洋は存在しており、シルクロードと呼ばれる交易路によって繋がっていました。
シルクロードは狭義ではローマ帝国と唐(現在の中国)との交易路で中央アジアを通り抜けて2つの文化を運んでいました。
日本も遣唐使に代表されるように唐から様々な文化や知識を吸収しており、西洋の文化も形を変えながら日本に入ってきたかもしれません。
この曲は、西洋で起こった“風”が様々な文化を経て形を変えながら東洋に吹き渡る情景をイメージして作曲しました。
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