・M2-0801301
・作曲:C.サンサーンス
・校訂:巽 俊裕
・編成:Horn& Piano
・グレード:中級〜上級
【楽器編成】
編曲者より
カミーユ・サン=サーンスは1835年10月9日、ユダヤ人を遠祖に持つともいわれる官吏の家庭に生まれました。
モーツァルトと並び称される神童タイプで、2歳でピアノを弾き、3歳で作曲をしたと言われています。
また、10歳でバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンたちの作品の演奏会を開き、16歳で最初の交響曲を書いています。
1848年に13歳でパリ音楽院に入学して作曲とオルガンを学び、やがて作曲家兼オルガニストとして活躍しました。特にオルガンの即興演奏に素晴らしい腕を見せ、1857年に当時のパリのオルガニストの最高峰といわれたマドレーヌ教会のオルガニストに就任しました。
1871年にはフランス音楽普及のために、フランク、フォーレらとともに国民音楽協会を設立しました。
ホルンのための作品は「演奏会用小品 作品94」「アンダンテ (ホルンとオルガン)」「アダージョ(ホルンとピアノ)」など精力的に作曲されています。
サンサーンスは無言歌として『ロマンス』を何曲か作曲しています。
ヴァイオリン、ホルンorチェロ、フルートorヴァイオリン、チェロなどの曲があり、このロマンス ホ長調 作品67 はもともとはチェロのための組曲からの編曲になります。
名プレイヤーによる名演が残されています。
演奏会のプログラムに、アンコールにいかがでしょうか。
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