・M2-0800801
・作曲:P.マスカーニ
・編曲:巽 俊裕
・編成:吹奏楽
・グレード:中級〜上級
【楽器編成】
- Piccolo
- Flute 1
- Flute 2
- Oboe 1.2
- Bassoon
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭1
- Clarinet in B♭2
- Clarinet in B♭3
- Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Alto Sax 1
- Alto Sax 2
- Tenor Sax
- Baritone Sax
- Trumpet in B♭1
- Trumpet in B♭2
- Trumpet in B♭3
- Horn in F 1.2
- Horn in F 3
- Trombone 1
- Trombone 2
- Euphonium
- Tuba(div.)
- String Bass
- Vibraphone
- Harp
編曲者より
「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、イタリアの小説家、ジョヴァンニ・ヴェルガによる小説(1880年出版)、戯曲(1884年初演)で、ピエトロ・マスカーニが同戯曲に基づいて作曲した一幕物のオペラ(1890年初演)です。
題名は「田舎の騎士道」といった意味で、今日特にイタリア語圏以外では最後のオペラ作品が有名となっています。
ヴェルガの出身地シチリアの山間部を舞台として、貧しい人々の暮らし、三角関係のもつれから起きる決闘と殺人を描いたこの小説は、イタリアにおけるヴェリズモ(リアリズム文芸運動)の典型的作品とされています。
一方、マスカーニのオペラは1890年に完成し、楽譜出版社ソンゾーニョ社主催の一幕物オペラ・コンクールで圧倒的な支持を受けて優勝、マスカーニはたちまちオペラ界の寵児(ちょうじ)となりました。また、このオペラはヴェリズモ・オペラ形式の端緒をなすものとされています。
劇中で演奏される楽曲の中でも「間奏曲」が特に有名で、単独で演奏されることも多いです。
その美しい旋律には後に歌詞が付けられ、「マスカーニのアヴェマリア」としても広く知られています。
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