・M2-0803701
・作曲:J.F.ワーグナー
・編曲:巽 俊裕
・編成:吹奏楽
・グレード:中級
【楽器編成】*→option
- Piccolo
- Flute 1
- Flute 2
- *Oboe
- *Bassoon
- *Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭ 1
- Clarinet in B♭ 2
- Clarinet in B♭ 3
- * Eb Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Alto Sax 1
- Alto Sax 2
- Tenor Sax
- Baritone Sax
- Trumpet in B♭ 1
- Trumpet in B♭ 2
- Trumpet in B♭ 3
- Horn in F 1.2
- Horn in F 3(*.4)
- Trombone 1
- Trombone 2
- Trombone 3
- Euphonium
- Tuba
- *Contrabass
- Timpani
- Percussion 1(Snere Drum)
- Percussion 2(Cymbals Bass Drum)
- Percussion 3(Glockenspiel)
- Drums
編曲者より
「双頭の鷲の旗の下に」(そうとうのわしのはたのもとに、ドイツ語: Unter dem Doppeladler、英語: Under the Double Eagle)作品159は、ヨーゼフ・フランツ・ワーグナーが1880年代(1902年という説も)に作曲した行進曲です。「双頭の鷲の下に」と呼ばれることもあります。
明快かつリズミカルな曲調でワーグナーが当時オーストリア=ハンガリー帝国の軍楽隊長であった時期に作曲したものであり、曲名にある「双頭の鷲」は同国のシンボルでもあります。日本では運動会などの行進曲としてよく用いられています。
構成は変ホ長調で4分の2拍子。次第に和声の広がる形の行進曲にふさわしい進撃的な前奏の後に、付点リズムの主題が続き、低音に旋律が移行する際は表拍での演奏からシンコペーションへと移ります。
中間部では変イ長調に変わり、悠然とした旋律。通常はダ・カーポしますが、中間部で終わらせる場合もあります。
日本では曲がテレビ番組やCM、ゲームのBGMに使われたりもしました。「植木等スーダラ90分」で オーケストラのコーナーに置いて植木等が指揮者、ハナ肇がスーザフォン担当のシーンで、他にキルラキル、ノーティボーイ、コナミから発売されたシューティングゲーム、ステージ8のBGMとしてメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調 第3楽章」と合わさる形でトリオ部分が使用されていました。また味の素 丸鶏 ガラスープのCMで使用されました。
この編曲では行進用にはもちろん、ステージ用にも使用できるようにトリオではピッコロのソロオブリガート、またティンパニも入れ、より贅沢な音の厚みは演奏会のプログラムにアンコールに華やかさを演出してくれるでしょう。
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