・M2-0102415
・作曲:P.I.チャイコフスキー
・編曲:坂本文郎
・編成:吹奏楽
・グレード:中級
【楽器編成】
- Flute 1
- Flute 2
- Flute 3
- Oboe
- English Horn
- Bassoon 1&2
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭ 1
- Clarinet in B♭ 2
- Clarinet in B♭ 3
- Bass Clarinet
- Alto Sax 1
- Alto Sax 2
- Tenor Sax
- Bariton Sax
- Trumpet in B♭ 1
- Trumpet in B♭ 2
- Trumpet in B♭ 3
- Horn in F 1&2
- Horn in F 3&4
- Trombone 1
- Trombone 2
- Trombone 3
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- Timpani
- Tamburo
編曲者より 〜第15曲 終幕のワルツとアポテオーズ〜
バレエ全体の最後を飾る曲です。
コンクールでも演奏会でも取り上げやすい曲だと思います。
ワルツとアポテオーズを併せると5分40秒くらいの演奏時間になりますが、同じメロディのくり返しが多いのでカットもしやすいと思います。
コンクールの自由曲にする場合は、この曲を若干カットし、第8曲の「松林にて」と組み合わせるのがベストではないかと思いますが、第5曲の「おじいさんの踊り」との組み合わせでも面白いのではないかと考えます。
最後のアポテオーズは、2台のグロッケンと二人の奏者で演奏するビブラフォンとピアノのアルペジオが、キラキラと輝いていく様を表現して欲しいと考えました。
演奏会の場合は、もし人数や楽器に余裕があれば、ステージの後方にズラッと鍵盤楽器を並べて、
多人数で演奏すると効果的な演出になるのではないかと思います。
編曲者より 〜「くるみ割り人形」〜
この曲は、最初コンクールの自由曲にと依頼されてアレンジしました。その後、演奏会でも使うと言うことで追加をしたものです。
有名な組曲の部分を使わず、この4曲を優先したのは、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルの演奏を参考にしたからです。物語に直結するこれらの曲の方が、より「くるみ割り人形」を表現していると感じたからこそ、ムラヴィンスキーは演奏会で組曲を使わなかったのではないかと思っています。
私もこの考え方を元に、物語の部分を追ってアレンジしました。しかし、まだ曲数が足りているとは言えません。
追加のアレンジ(特に第9曲の「雪の精の踊り」等)をしたいという気持ちを強く持っております。
演奏をしてみたいと思われた方へのメッセージです。
「この部分を追加して欲しい。」
「編成を自分の楽団向きにしたい。」
等、思ったことがありましたら、ぜひ問い合わせてください。
できる限りご相談に乗りたいと思っております。
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