・M2-0102408
・作曲:P.I.チャイコフスキー
・編曲:坂本文郎
・編成:吹奏楽
・グレード:中級
【楽器編成】
- Piccoli (Flute 3)
- Flute 1
- Flute 2
- Oboe
- English Horn
- Bassoon 1&2
- Clarinet in B♭ 1
- Clarinet in B♭ 2
- Clarinet in B♭ 3
- Bass Clarinet
- Alto Sax 1
- Alto Sax 2
- Tenor Sax 1&2
- Bariton Sax
- Trumpet in B♭ 1
- Trumpet in B♭ 2
- Trumpet in B♭ 3
- Horn in F 1&2
- Horn in F 3&4
- Trombone 1
- Trombone 2
- Bass Trombone
- Euphonium
- Tuba
- Comtrabass
- Timpani
- Vibraphone
- Marimba
- Cymbals
- Piano
編曲者より 〜第8曲 "情景と松林の踊り"〜
王子であるくるみ割り人形と共にお城に向かったクララが、松林の中で美しいお姫様に変身する場面です。
演奏時間は3分40秒ほどです。
曲の前後が、それぞれ別の曲と繋がっているため手を加えています。
最初の8小節は前奏になると考え、前の曲の終わり部分を足しています。
最後の1小節は終止の和音で終わりの形を作っています。
音色を考えるとイングリッシュ・ホルンはぜひ用意したいところですが、なくても演奏は可能です。
Trpの1stに輝かしい音色を持った優秀な奏者がいると、演奏効果がかなり高まるでしょう。
コンクールの自由曲には、この曲と終幕のワルツをお薦めします。
編曲者より 〜「くるみ割り人形」〜
この曲は、最初コンクールの自由曲にと依頼されてアレンジしました。その後、演奏会でも使うと言うことで追加をしたものです。
有名な組曲の部分を使わず、この4曲を優先したのは、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルの演奏を参考にしたからです。
物語に直結するこれらの曲の方が、より「くるみ割り人形」を表現していると感じたからこそ、ムラヴィンスキーは演奏会で組曲を使わなかったのではないかと思っています。
私もこの考え方を元に、物語の部分を追ってアレンジしました。しかし、まだ曲数が足りているとは言えません。追加のアレンジ(特に第9曲の「雪の精の踊り」等)をしたいという気持ちを強く持っております。
演奏をしてみたいと思われた方へのメッセージです。
「この部分を追加して欲しい。」
「編成を自分の楽団向きにしたい。」
等、思ったことがありましたら、ぜひ問い合わせてください。
できる限りご相談に乗りたいと思っております。
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