・M2-0801201
・作曲:B.バルトーク
・編曲:巽 俊裕
・編成:アンサンブル
【楽器編成】
- Flute 1
- Flute 2
- Clarinet in B♭ 1
- Clarinet in B♭ 2
- Clarinet in B♭ 3
- Alto saxophone
- Tenor saxophone
- Baritone saxophone
編曲者より
ベーラ・バルトークは 1881年3月25日ハンガリー王国の バーンシャーグ地方のナジセントミクローシュに生まれました。クラシック音楽の作曲家、ピアノ演奏家、民俗音楽研究家です。
作曲以外にも、学問分野としての民俗音楽学の祖の1人として、東ヨーロッパの民俗音楽を収集・分析し、アフリカのアルジェリアまで足を伸ばすなどの精力的な活動を行ないました。またフランツ・リストの弟子トマーン・イシュトバーンから教えを受けました。ドイツ・オーストリア音楽の伝統を受け継ぐピアニストでもあり、コンサートピアニストやピアノ教師として活動しました。ドメニコ・スカルラッティ、J・S・バッハらの作品の校訂なども行っています。
ルーマニア民俗舞曲Sz.56は、1915年に作曲した6曲からなるピアノの小品の組曲です。後に1917年、自身の手により小管弦楽に編曲されました。バルトークの最もよきルーマニアの友人であり、また最も民謡採集に協力した人物であるイオン・ブシツィアに献呈されました。
初演は『トランシルヴァニアのルーマニア民俗舞曲』の名で、1920年1月16日に当時ハンガリー領だったコロジュヴァール(現ルーマニア領クルージュ=ナポカ)で、ピロスカ・ヘヴェジの独奏により演奏されました。
この木管8重奏では、コンテストでも効果が上がるように構成いたしました。
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