作曲編曲家紹介
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徳田 和樹(Kazuki Tokuda)
2歳より絶対音感トレーニングを受け、6歳よりヴァイオリンを習う。高校在学時は吹奏楽部に所属しパーカッションと指揮を担当。
存命の調性音楽作曲家が新しく作曲した作品の世界初演を行う英国のInternational Composers Festivalにて、2013年と2015年に管弦楽団の一員としてヴァイオリンを演奏。
現在は京都大学医学部医学科に在学中であり、2017年の初回演奏会で成功を収めた関西医科学生吹奏楽団の第2代団長を務めている。
中学在学時より編曲を始め、現時点での編曲作品数はアンサンブルなどの小作品を含めると60を超える。
弊社取扱 作品
私が編曲を行う理由
私のプロフィールを見て「なぜ医学生が作編曲を行っているのか?」と疑問に思われた方も多いと思います。
「この曲を演奏したいけれども自分たちの編成に合う楽譜がない...」「この曲とあの曲が入ったメドレーを演奏したいけれども
そんな楽譜がない...」「それならば自分で作ってしまおう!」私が中学生の頃に編曲を始めた理由はそういったものでした。
以来、編曲を続けてきたのも、自分や友人が演奏したいと思った曲をアンサンブルや吹奏楽などの編成に合わせて演奏するためで
ありました。それは今でも私の編曲の最大のモチベーションですので、お客様からの作編曲依頼はできる限りお引き受けしたいと
考えております。
それに加え最近では、編曲作品そのものに対する理解を広げようという強い思いが湧いてきました。特に吹奏楽経験者の中には
「オケ編の吹奏楽曲よりもオリジナルの吹奏楽曲のほうが演奏したい」とか「オケ編の吹奏楽曲はオリジナルの管弦楽編成での
演奏には劣る」と考える人が多いように思いますが、気に入った曲を単に自分たちの編成で演奏するために編曲を行うのではなく、
様々な点においてオリジナルを超えることを目指すのも編曲家の醍醐味であると思っています。「この編曲はオリジナルよりも
良い響きがするね!」と言っていただければ真に編曲家冥利に尽きます。